首都圏新築戸建て価格、2ヵ月連続の下落
不動産情報サービスのアットホーム(株)は26日、同社ネット
ワークにおける2023年6月の首都圏新築戸建てと中古(既存)
マンションの登録価格データを公表した。
新築戸建ての平均価格は4,571万円(前月比0.2%下落)。エリ
ア別では、東京23区6,829万円(同0.9%下落)、東京都下
4,794万円(同0.4%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市5,275万
円(同変化なし)、神奈川県他3,977万円(同0.2%下落)、
埼玉県さいたま市4,455万円(同0.9%下落)、埼玉県他3,665
万円(同0.7%下落)、千葉県西部4,207万円(同0.8%下落)、
千葉県他3,264万円(同0.6%下落)だった。
平均価格は前月比で2ヵ月連続の下落。前月比は東京都下、横
浜市・川崎市を除く6エリアで下落し上昇の勢いが弱まるも、
20ヵ月連続して全8エリアで前年同月を上回っている。東京都
下は、17年1月以降の最高額を更新。
平均価格指数は、東京23区123.0(前年同月比4.5ポイント上昇)、
横浜市・川崎市120.5(同5.3ポイント上昇)、さいたま市126.7
(同2.1ポイント上昇)、千葉県西部129.1(同5.2ポイント上昇)。
東京都下119.8(同4.0ポイント上昇)、神奈川県他118.3(同1.9
ポイント上昇)、埼玉県他119.6(同4.4ポイント上昇)、千葉県
他125.5(同5.4ポイント上昇)。
一方、既存マンションの1戸当たりの平均価格は3,898万円(前月
比0.1%下落)。エリア別では、東京23区4,961万円(同0.2%上
昇)、東京都下3,206万円(同0.8%下落)、横浜市・川崎市
3,401万円(同0.2%上昇)、神奈川県他2,633万円(同0.7%上昇)、
さいたま市3,473万円(同0.8%上昇)、埼玉県他2,587万円(同
変化なし)、千葉県西部2,991万円(同変化なし)、千葉県他
2,006万円(同0.6%上昇)だった。
平均価格は前月比で2ヵ月連続の下落。前年同月比は、24ヵ月
連続して全8エリアで上回った。神奈川県他は、2ヵ月連続で17
年1月以降の最高額を更新している。
平均価格指数は、東京23区134.9(前年同月比5.6ポイント上昇)、
横浜市・川崎市122.7(同5.8ポイント上昇)、さいたま市142.7
(同4.2ポイント上昇)、千葉県西部142.3(同14.5ポイント上昇)。
東京都下126.6(同7.4ポイント上昇)、神奈川県他138.4(同12.1
ポイント上昇)、埼玉県他140.1(同6.1ポイント上昇)、千葉県
他133.1(同8.2ポイント上昇)。
2023年7月29日6:18 PM
5月の建設総合統計、出来高総計は6%増
国土交通省は18日、2023年5月の建設総合統計を発表した。
同月に出来高総計は、4兆1,722億円(前年同月比6.0%増)
となった。
民間の出来高総計は2兆7,447億円(同4.2%増)。うち建築
は2兆1,859億円(同4.0%増)、土木は5,588億円(同5.1%
増)だった。建築のうち居住用は1兆2,905億円(同2.5%増)、
非居住用は8,954億円(同6.2%増)。
公共の出来高総計は1兆4,275億円(同9.6%増)。うち建築
は3,148億円(同12.8%増)、土木は1兆1,127億円(同8.8%
増)。建築のうち居住用は390億円(同20.4%増)、非居
住用は2,758億円(同11.8%増)だった。
2023年7月20日7:09 PM
6月の首都圏既存戸建て価格、反転下落
東京カンテイは10日、2023年6月の主要都市圏・主要都市
における中古(既存)一戸建て住宅の価格動向を発表した。
調査対象は、敷地面積100~300㎡、最寄り駅からの所要
時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内で、土地・建
物とも所有権の物件。
首都圏の平均価格は3,826万円(前月比2.8%下落)と反転
下落した。都県別では、東京都は5,793万円(同4.4%下落)
と2ヵ月連続の下落。神奈川県は4,214万円(同1.6%下落)、
千葉県は2,743万円(同3.3%下落)、埼玉県は2,896万円
(同1.5%下落)といずれも反転下落した。
近畿圏は2,675万円(同1.9%下落)と反転下落。府県別で
は、大阪府は2,924万円(同2.1%下落)と2ヵ月連続の下
落、京都府は2,695万円(同3.8%下落)と反転下落、京都
府は3,378万円(同12.3%上昇)と大きく反転上昇した。
中部圏は2,449万円(同3.2%下落)と反転下落。愛知県も
3,038万円(同2.2%下落)と下落に転じた。
宮城県は2,661万円(同7.5%上昇)と2ヵ月連続の上昇。
福岡県は2,245万円(同0.8%上昇)と上昇に転じた。
2023年7月10日9:29 PM
新設住宅着工、4ヵ月ぶりに増加:東京都
東京都は6日、2023年5月の新設住宅着工統計を発表した。
同月の新設住宅着工戸数は1万1,134戸(前年同月比9.7%増)
と4ヵ月ぶりに増加した。
利用関係別では、持家が1,119戸(同7.7%減)で16ヵ月連続
の減少。貸家は6,326戸(同10.1%増)で3ヵ月連続の増加
となった。分譲住宅は3,575戸(同12.5%増)で4ヵ月ぶり
の増加。このうちマンションは1,960戸(同21.6%増)、一
戸建ては1,581戸(同1.9%増)。
地域別では、都心3区は505戸(同94.2%増)と3ヵ月ぶり
に増加。都心10区は2,869戸(同38.3%増)と2ヵ月連続
の増加となった。区部全体では8,442戸(同8.2%増)と2
ヵ月ぶりに増加した。市部は2,664戸(同15.8%増)と2
ヵ月連続で増加した。
2023年7月7日6:43 PM
月のフラット35金利、前月からわずかに低下
住宅金融支援機構は1日、取扱金融機関が提供する「フラ
ット35」(買取型)の7月の適用金利を発表した。
融資率9割以下・借入期間21年以上の金利は、年1.730%
(前月比0.030%低下)~3.020%(同0.070%低下)。
取扱金融機関が提供する最も多い金利(最頻金利)は年
1.730%(同0.030%低下)で、2ヵ月続けて低下した。
借入期間が20年以下(融資率9割以下)の金利は年1.300
%(同0.040%低下)~2.590%(同0.070%低下)。最頻
金利は1.330%(同0.030%低下)で、2ヵ月連続の低下。
2023年7月6日8:46 PM
23年路線価、全国平均は2年連続上昇
国税庁は3日、令和5(2023)年分の路線価を発表した。
標準宅地の評価基準額の対前年変動率は全国平均で1.5%
上昇(前年:0.5%上昇)と2年連続で上昇、上昇幅も拡
大した。
都道府県別では、北海道が上昇率5%以上(前年:0都道
府県)となったほか、上昇率5%未満は24都道府県(同:
20都道府県)と増加。下落(下落率5%未満)したのは
20都道府県(同:27都道府県)と減少している。
都道府県庁所在都市の最高路線価1位は東京都中央区銀座
5丁目・銀座中央通りで、1平方メートル当たり4,272万円
(前年比1.1%上昇)で38年連続のトップ。2位は大阪市
北区角田町・御堂筋で、同1,920万円(同1.3%上昇)。3
位は横浜市西区南幸1丁目・横浜西口バスターミナル前通
りで、同1,680万円(同1.4%上昇)となり、トップ3の順
位に変動はなかった。47都市のうち、上昇が29都市とな
り前年(15都市)とほぼ倍増。下落も4都市(同16都市)
と大きく減少した。
最も上昇率が大きかったのは、岡山市北区本町・市役所
筋の9.3%上昇(前年:1.4%上昇)。以下、札幌市中央
区北5条西3丁目・札幌停車場線通りで、8.4%上昇(同:
4.8%上昇)、さいたま市大宮区桜木町2丁目・大宮駅西
口駅前ロータリーが8.0%(同:3.3%上昇)と続いた。
2023年7月3日6:32 PM
住宅着工戸数、4ヵ月ぶりの増加
国土交通省は30日、2023年5月の建築着工統計調査報告を
公表した。
同月の新設住宅着工戸数は6万9,561戸(前年同月比3.5%
増)と、4ヵ月ぶりの増加となった。新設住宅着工床面積
は548万7,000㎡(同1.4%減)で、4ヵ月連続の減少。季
節調整済年率換算値では86万2,000戸(同11.8%増)と、
再び増加に転じた。
利用関係別では、持家が1万8,853戸(同11.5%減)と18ヵ
月連続の減少。貸家は2万8,695戸(同10.5%増)と、再
び増加した。分譲住宅は2万1,389戸(同9.1%増)と、4
ヵ月ぶりの増加。このうちマンションは9,700戸(同28.2
%増)で再びの増加、一戸建住宅は1万1,615戸(同2.5%
減)と、7ヵ月連続の減少となった。
三大都市圏では、首都圏が総戸数2万6,479戸(同13.7%
増)、内訳は持家4,036戸(同8.7%減)、貸家1万1,823
戸(同16.5%増)、分譲1万439戸(同20.5%増)。中部
圏は総戸数7,423戸(同5.6%減)、持家2,623戸(同16.8
%減)、貸家2,665戸(同12.8%増)、分譲2,107戸(同
7.6%減)。近畿圏は総戸数1万649戸(同9.9%増)、持
家2,334戸(同7.7%減)、貸家4,490戸(同6.2%増)、
分譲3,788戸(同31.2%増)だった。
2023年7月1日6:55 PM