6~7月の民泊宿泊実績は前年比24.7%増

観光庁は27日、2022年6~7月分の住宅宿泊事業の宿泊実績
を公表した。7月31日時点の届出件数は1万8,287件。9月12
日時点の報告件数は1万4,134件、報告率は77.3%だった。

全国ベースでの宿泊日数合計は11万5,337日(前年同期比
24.7%増)で、届出住宅当たりでは8.2日。都道府県別で
は、東京都が4万835日で最も多く、次いで北海道(1万
6,966日)、大阪府(6,472日)となった。

全国の宿泊者数合計は14万8,356人(同31.3%増)で、届
出住宅当たりでは10.5人だった。都道府県別では、東京都
が2万4,424人で最も多く、次いで北海道(1万7,855人)、
千葉県(1万570人)。

宿泊者の国籍は、日本国籍が13万7,573人(同28.9%増)、
外国籍が1万783人(同72.8%増)となった。外国人宿泊者
を国籍別に見ると、第1位が米国(3,472人、外国籍のうち
32.2%)、2位が中国(2,363人、同21.9%)、3位が韓国
(521人、同4.8%)、4位がフランス(381人、同3.5%)、
5位が英国(348人、同3.2%)。上位5ヵ国・地域で外国人
宿泊者数の65.7%を占めた。

2022年9月30日4:22 PM

7月の建設総合統計、出来高は0.8%増

国土交通省は20日、2022年7月の「建設総合統計」を発表
した。

出来高総計は4兆1,275億円(前年同月比0.8%増)とな
った。

民間の出来高総計は2兆5,693億円(同3.6%増)。そのう
ち建築は2兆1,666億円(同3.7%増)、土木が4,027億円
(同3.2%増)。建築のうち居住用が1兆2,892億円(同
0.8%減)、非居住用が8,775億円(同11.0%増)。

公共の出来高総計は1兆5,582億円(同3.5%減)。その
うち建築が3,135億円(同7.2%減)、土木が1兆2,446億
円(同2.6%減)。建築のうち居住用が309億円(同2.8
%減)、非居住用が2,826億円(同7.7%減)だった。

2022年9月22日6:56 PM

新築小規模木造戸建て価格、近畿は全面高

東京カンテイは8日、2022年8月の主要都市圏別・

新築小規模木造一戸建て住宅平均価格動向を

発表した。

敷地面積50㎡以上100㎡未満、最寄り駅からの

所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、

木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 

首都圏の平均価格は5,230万円(前月比2.7%上昇)

と3ヵ月連続で上昇した。

都県別では、東京都が6,486万円(同5.6%上昇)

と反転上昇した。

神奈川県も4,651万円(同3.6%上昇)と反転上昇。

千葉県は4,420万円(同2.1%下落)

埼玉県は4,156万円(同2.3%下落)

いずれも3ヵ月連続ぶりに下落となった。

千葉県と埼玉県は下落に転じたものの、

上昇傾向は依然強いとみられる。

 

近畿圏は3,780万円(同2.1%上昇)と

3ヵ月連続で上昇した。

主要府県別では、

大阪府が3,696万円(同0.4%上昇)

と3ヵ月連続で上昇。

兵庫県は4,062万円(同3.0%上昇)

と反転上昇。

京都府は3,818万円(同11.1%上昇)

と4ヵ月ぶりに上昇した。

近畿圏はほぼ全面高となり、4,000万円前後の

価格水準で好調を維持した。

 

中部圏は3,855万円(同2.3%下落)、

愛知県は3,891万円(同3.4%下落)となった。

2022年9月12日6:38 PM

東京都の住宅着工、5ヵ月連続の減少

東京都は6日、2022年7月の住宅着工統計を発表した。

同月の新設住宅着工戸数は

1万743戸(前年同月比7.1%減)と5ヵ月連続で減少した。

 

利用関係別では、

持家が1,342戸(同9.1%減)で

6ヵ月連続の減少。

貸家は5,512戸(同0.8%増)で

2ヵ月ぶりの増加。

分譲住宅は3,869戸(同15.9%減)で

5ヵ月連続の減少。

うちマンションは2,291戸(同26.5%減)で

5ヵ月連続の減少、一戸建ては1,539戸(同6.1%増)

と12ヵ月連続の増加となった。

 

地域別では、

都心3区が172戸(同38.4%減)と3ヵ月連続、

都心10区は2,126戸(同18.8%減)と4ヵ月連続、

区部全体は7,465戸(同20.4%減)と5ヵ月連続と、

いずれも減少した。

市部のみが3,070戸(同58.5%増)と3ヵ月連続で増加している。

2022年9月8日7:54 PM

居住系投資用不動産、価格が全種上昇

健美家(株)は1日、2022年8月の

収益物件市場動向を発表した。

同社の情報サイトに新規登録された

全国の住宅系収益不動産

(区分マンション、1棟アパート、1棟マンション)

の物件価格、表面利回りを集計したもの。

 

区分マンションの平均価格は1,511万円(前期比2.03%上昇)。

表面利回りは7.35%(同0.01ポイント低下)と低下した。

1棟アパートの価格は7,742万円(同4.58%上昇)。

表面利回りは8.20%(同0.03ポイント低下)と、

4ヵ月連続の低下となった。

 

1棟マンションの価格は1億7,148万円(同3.15%上昇)。

表面利回りは7.80%(同0.03ポイント上昇)と反転上昇した。

2022年9月6日5:20 PM

不動産価格指数、住宅総合はわずかに増加

国土交通省は31日、2022年5月(住宅)および

22年第1四半期分(商業用不動産)の不動産価格指数

を公表した。10年の平均を100として算出している。

 

同月の住宅総合指数(季節調整値)は

130.9(前月比0.3%増)。

物件種別では、

住宅地108.4(同1.0%増)

戸建住宅114.4(同0.9%減)

区分所有マンション182.6(同1.7%増)

となった。

 

都市圏別では、南関東圏は

住宅総合139.0(同1.4%増)

住宅地118.5(同2.3%増)

戸建住宅116.5(同0.6%増)

区分所有マンション179.0(同3.0%増)。

名古屋圏は

住宅総合115.3(同0.5%減)

住宅地94.5(同2.7%減)

戸建住宅114.4(同4.8%増)

区分所有マンション170.1(同6.1%減)。

京阪神圏は

住宅総合134.4(同2.4%減)

住宅地116.0(同2.0%減)

戸建住宅117.3(同3.9%減)

区分所有マンション183.2(同1.7%増)。

東京都の

住宅総合は151.7(同2.4%増)

住宅地132.6(同6.3%増)

戸建住宅125.2(同4.0%増)

区分所有マンション182.5(同2.8%増)

だった。

 

商業用不動産の同四半期における

総合指数は127.3(同横ばい)となった。

2022年9月1日6:43 PM