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感電ブレーカー 新設時に設置

感電ブレーカー 新設時に設置

 政府は、地震の揺れを感知して電気を自動的に
遮断する「感電ブレーカー」の普及に向けた促進策
を発表した。
 対象となるのは、地震で大規模火災の恐れがある
密集市街地を抱える東京都や大阪府、埼玉県など
11都府県25市区町で、住宅を新築する際、電気設備
業者を通じて建て主に設置を求める。業界団体の
日本電気協会が自主的な基準を改定し、電気設備
業者が務める事項として明記するが強制力はない。
政府は2024年度までに25%の設置目標を掲げ、
一部の自治体は助成制度を設けているが、設置率は
数%にとどまっている。

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感電ブレーカーの普及啓発
平成26年3月閣議決定の「首都直下地震緊急対策
推進基本計画」では、出火防止対策として、感震
ブレーカー等の普及促進が位置づけられました。
その後これを受けて、内閣府、消防庁、経済産業省
の連携のもと、大規模地震時の電気火災の発生抑制
に関する検討会にて、平成27年2月に「感震ブレ
ーカー等の性能評価ガイドライン」が整備され、
同年3月に「大規模地震時の電気火災の発生抑制
対策の検討と推進について(報告)」により、特に
地震時等に著しく危険な密集市街地における緊急的・
重点的な感震ブレーカー等の普及が求められています。
また、平成28年3月には、電気需要場所における
電気工作物の設計、施工、維持、検査の規範となる
民間規格「内線規程」が改定PDFファイルされ、
感震ブレーカーの設置が規定されました。その中で、
地震時等に著しく危険な密集市街地外部リンクの
住宅などに施設することを勧告し、それ以外の全ての
地域の住宅などに施設することを推奨している。     
経済産業省より

感電ブレーカー等の性能評価ガイドライン

2016年4月26日4:19 PM