23年度のレインズ、売り物件の登録が大幅増に
不動産流通推進センターは18日、2023年度および24年3月の
指定流通機構の活用状況を公表した。
23年度の新規登録件数は
427万2,339件(前年比0.7%増)で、月平均35万6,028件
が登録された。
物件種別では
売り物件が142万3,100件(同14.5%増)、
賃貸物件が284万9,239件(同5.0%減)
だった。
売り物件の取引態様別物件数は
専属専任媒介が13万6,089件(前年比2.6%増、構成比9.6%)、
専任媒介は46万9,556件(同10.1%増、同33.0%)、
一般媒介29万2,974件(同8.6%増、同20.6%)。
売り主は50万2,120件(同27.3%増、同35.3%)
だった。
年度末時点の総登録件数は83万7,673件(前年比2.3%増)となり、
このうち売り物件は41万2,612件(同18.5%増)で全体の49.3%
と半数近くになった。
賃貸物件については42万5,061件(同9.6%減)となり、
構成比は50.7%。
賃貸物件が売り物件の登録件数を上回るのは4年連続。
また、売り物件の成約報告件数は18万3,023件(同5.1%増)
となった。
なお、24年3月の新規登録件数は39万8,141件(前年同月比0.2%増)となり、
2ヵ月連続で前年同月を上回った。
成約報告件数は6万8,227件(同6.0%増)となり、
11ヵ月連続で前年同月よりも増加した。
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2024年4月22日7:04 PM