住宅着工戸数、4ヵ月ぶりの増加
国土交通省は30日、2023年5月の建築着工統計調査報告を
公表した。
同月の新設住宅着工戸数は6万9,561戸(前年同月比3.5%
増)と、4ヵ月ぶりの増加となった。新設住宅着工床面積
は548万7,000㎡(同1.4%減)で、4ヵ月連続の減少。季
節調整済年率換算値では86万2,000戸(同11.8%増)と、
再び増加に転じた。
利用関係別では、持家が1万8,853戸(同11.5%減)と18ヵ
月連続の減少。貸家は2万8,695戸(同10.5%増)と、再
び増加した。分譲住宅は2万1,389戸(同9.1%増)と、4
ヵ月ぶりの増加。このうちマンションは9,700戸(同28.2
%増)で再びの増加、一戸建住宅は1万1,615戸(同2.5%
減)と、7ヵ月連続の減少となった。
三大都市圏では、首都圏が総戸数2万6,479戸(同13.7%
増)、内訳は持家4,036戸(同8.7%減)、貸家1万1,823
戸(同16.5%増)、分譲1万439戸(同20.5%増)。中部
圏は総戸数7,423戸(同5.6%減)、持家2,623戸(同16.8
%減)、貸家2,665戸(同12.8%増)、分譲2,107戸(同
7.6%減)。近畿圏は総戸数1万649戸(同9.9%増)、持
家2,334戸(同7.7%減)、貸家4,490戸(同6.2%増)、
分譲3,788戸(同31.2%増)だった。
2023年7月1日6:55 PM