2×4工法の住宅総着工戸数は5万9,513戸
日本ツーバイフォー建築協会は、2021年度ツーバイフォー
建築自主統計調査(20年度着工分)の結果を発表した。
住宅の総着工戸数は5万9,513戸だった。建方別の内訳では、
戸建てが42.0%(前年度比4.5ポイント増)、長屋建てが
46.3%(同5.1ポイント減)、共同住宅が11.6%(同0.1ポイ
ント増)。
戸建てにおける性能別着工構成比の4年間の推移を見ると、
建築物省エネ法基準適合住宅が19年度から増加をはじめ、
上昇傾向が続いている。うち長期優良住宅は採用率が17年
度より5割を超えてゆるやかに増え続け、20年度は55.6%
と、国の発表による認定割合(25.5%)を大幅に上回った。
また、住宅リフォーム工事では300万円以上の工事の構成
比が年々増加している。
施設系建築物の総着工件数は283件。用途別に見ると、商
工業施設114件、医療施設65件、福祉施設58件が多い結果
に。中でも医療施設のうち診療所が増加(同30件増)し
たほか、商業施設では事務所や店舗での採用事例が増えた。
2022年2月6日8:53 PM