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戸建ての修繕費、築36.8年で532.1万円

アットホーム(株)は2日、「一戸建て修繕の実態」に

関する調査の結果を発表した。

 

全国の新築一戸建てを購入し、そこに30年以上住んで

いる398人を対象にインターネットアンケートを実施。

調査期間は7月27~30日。

 

これまでかけた平均修繕費(平均築年数36.8年)は、

木造で470万2,000円、鉄筋・鉄骨造で617万7,000円、

合わせると532万1,000円だった。築年数別では、鉄筋・

鉄骨造で築年数が古くなるほど費用の増加がみられた。

 

修繕費を「毎月積み立てている」は8.3%で、その額は

月額で平均2万5,000円だった。一方、「いない」は91.7

%にのぼった。修繕費にあてた項目を聞いたところ、

「貯金(修繕費のために積み立てていないもの)」が

76.7%に。

 

修繕箇所では、「外壁」(75.9%)が最も多く、次い

で「屋根」(69.3%)、「トイレ」(68.8%)だった。

それぞれの箇所の修繕した回数・修繕費(合計)は、

「外壁」が1.8回173万4,000円、「屋根」が1.6回144万

5,000円、「トイレ」が1.7回・43万2,000円という結

果だった。

 

自分で修繕した経験は、ないが62.8%、あるが37.2%

に。あると回答した人の修繕箇所を聞いたところ、

「壁紙・内壁」(21.6%)でトップ、「外壁」「トイ

レ」(いずれも16.9%)と続いた。

 

住宅購入時、修繕について不動産会社から説明を受け

たかったことについては、「建物の経年劣化について」

が44.4%と最も多かった。

 

戸建ての寿命について聞いたところ、平均で56.6年だ

った。木造に比べると鉄筋・鉄骨造のほうが長いと捉

えられている人が多い傾向にあるが、 平均値をみると

両タイプとも同年数であった。

2021年11月5日7:01 PM