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20年度1Qのリフォーム等工事受注高は2割減

国土交通省は10日、2020年度第1四半期の建築物リフォーム・

リニューアル調査結果を発表した。調査期間は4月1日~6月

30日。当期間に元請けとして受注した増築、改築、改修等の

工事を対象に、建設業許可業者5,000者を対象に調査した。

 

建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高は、2兆4,633

億円(前年同期比21.9%減)。このうち、住宅に係る工事は

6,746億円(同18.4%減)、非住宅建築物は1兆7,888億円(同

23.1%減)と、ともに減少した。

 

工事種類別では、住宅の「増築工事」が137億円(同36.1%減)、

「一部改築工事」が251億円(同3.8%減)、「改築・改修工事」

が4,695億円(同24.1%減)、「維持・修理工事」が1,633億円

(同3.4%増)となった。

 

非住宅建築物は、「増築工事」が1,042億円(同32.8%減)、

「一部改築工事」が443億円(同1.4%増)、「改装・改修工事、

維持・修理工事」が1兆6,403億円(同22.9%減)。

 

工事目的別の受注件数は、住宅では「劣化や壊れた部位の更新・

修繕」が128万1,999件(同6.7%減)、「省エネルギー対策」が

4万7,022件(同32.1%増)の順となった。非住宅建築物も、

「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が53万4,838件(同11.4%減)、

「省エネルギー対策」が4万1,248件(同8.6%減)の順に多い。

2020年9月12日12:15 PM