5月の住宅着工、6.3万戸で11ヵ月連続減
国土交通省は30日、2020年5月の建築着工統計を発表した。
同月の新設住宅着工戸数は6万3,682戸(前年同月比12.3%減)
と、11ヵ月連続で減少した。新設住宅着工床面積は517万
3,000㎡(同15.6%減)で、10ヵ月連続の減少。季節調整済
年率換算値は80万7,000戸(前月比1.3%増)となり、先月の
減少から再び増加した。
利用関係別では、持家が1万9,696戸(前年同月比20.7%減)
で、10ヵ月連続の減少。貸家は2万4,040戸(同8.1%減)
と、21ヵ月連続の減少となった。分譲住宅は1万9,602戸
(同7.6%減)と、7ヵ月連続の減少。分譲住宅のうち、
マンションは9,137戸(同0.3%減)、一戸建住宅は1万381戸
(同12.8%減)となった。
首都圏は総数2万2,485戸(同6.1%減)で、内訳は持家4,195戸
(同7.8%減)、貸家9,362戸(同8.8%増)、分譲住宅8,833戸
(同17.0%減)となった。
2020年7月3日10:37 AM