フラット35、コロナ関連の相談2,000件超
住宅金融支援機構は4日、新型コロナウイルス関連の相談
件数(2020年2月~5月)が、累計2,265件に達したと発表
した。
ローン返済の猶予を求める声や、ボーナス返済を取りやめ
ることができるかといった相談が寄せられているという。
こうした状況を受け、返済方法変更の承認件数も5月に入っ
てから急増(1,006件、4月は198件)し、累計で1,206件と
なった。
同機構では今後も、フラット35等を利用中の顧客に対する
相談窓口を通じ、各種の返済方法変更メニューを伝え、
利用者の返済継続を支援する。返済方法変更メニューは、
(1)返済特例(返済期間の延長や元金の返済に据置期間を
設定することで、毎月の返済額を減らす)、(2)中ゆとり
(顧客と相談した期間内で、毎月の返済額を減らす)、
(3)ボーナス返済の取りやめ(このほか、ボーナス返済月の
変更、毎月分・ボーナス返済分の返済額の内訳の変更も
可能)。これらは同時に組み合わせることもでき、手数料
は不要。
2020年6月5日10:15 AM