20年の3月建築総合統計、出来高は1.2%減
国土交通省は22日、2020年3月分の「建設総合統計」
を発表した。建築着工統計調査、建設工事受注動態
統計調査から得られる工事費額を、着工ベースの
金額として捉え、工事の進捗に合わせた月次の出来
高に展開し、月ごとの建設工事出来高として推計
している。
同月の出来高総計は、4兆7,311億円(前年同月比1.2
%減)。
民間の出来高総計は、2兆6,151億円(同6.8%減)。
内訳は、建築が2兆195億円(同6.5%減)、そのうち
居住用は1兆2,009億円(同6.5%減)、非居住用が
8,186億円(同6.4%減)。土木は5,956億円(同7.8%
減)だった。
公共の出来高総計は、2兆1,160億円(同6.6%増)。
内訳は、建築が3,515億円(同10.7%増)、そのうち
居住用は463億円(同15.1%増)、非居住用が3,052
億円(同10.0%増)。土木は1兆7,645億円(同5.8%
増)となった。
地域別の出来高は、北海道1,928億円(同25.8%増)、
東北4,782億円(同2.5%減)、関東1兆6,564億円(同
4.3%減)、北陸2,551億円(同4.5%増)、中部5,510
億円(同3.1%増)、近畿6,014億円(同2.0%増)、
中国2,760億円(同20.8%減)、四国1,637億円(同
12.6%増)、九州・沖縄5,565億円(同0.4%増)と
なった。
2020年5月23日10:25 AM