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国交省:2019年の建築受注2.2%増加

国土交通省が12日に発表した2019年1~12月の建設工事

受注動態統計調査によると、受注総額は前年比2.2%増

の85兆6746億円となった。2年連続で増加した。元請

受注高57兆6108億円(前年比0.3%増)のうち、公共

工事は8.4%増の16兆5226億円、民間工事は2.6%減の

41兆882億円。民間の落ち込み分を公共でカバーし、

3年ぶりに増加した。

1件500万円以上の公共工事を対象にした集計では、

国の機関の発注工事が5兆5006億円(9.4%増)、

地方の機関が10兆3577億円(10.5%増)となった。

国が3.4%増、都道府県が10.3%増、市区町村が13.5%

増といずれも前年実績を上回った。

1件5億円以上の民間建築工事・建築設備工事の受注高

は、11兆2439億円(14.5%増)。

1件500万円以上の民間土木工事・機械装置等工事の

受注高は、7兆2630億円(0.9%増)。建築は5年連続、

土木は6年連続の増加となった。

2020年2月16日12:03 PM